メイショウタバルの連覇と突然の雨
今回は宝塚記念の回顧です。
メイショウタバルが宝塚記念を連覇しました。父ゴールドシップも連覇しており、親子2代でのグランプリ連覇はクロノジェネシスなどに次ぐ史上3頭目の偉業です。少しタフな馬場は、やはりゴールドシップ産駒の庭ですね。
レース前に突然の雨が降りました。私は評価の高い天気予報アプリ「Windy」を見て、Substack(サブスタック)で「夕方に強い雨が降るかも」という天気予報の画像も上げていました。馬券の前に天気を当てねばならないのが競馬の難しさです。雨が有利に働いた面はあるかもしれませんが、降らなくてもタバルは勝っていたと見ています。
馬券:ダノンデサイル軸のワイド的中
事前にお伝えした通り、ダノンデサイルを軸にメイショウタバルとミュージアムマイルへのワイド2点で勝負しました。
クロワデュノールのパドックの覇気が良く、元返しで押さえるか一瞬迷いましたが、雨でダノンデサイルが確実とは言えないと考え、投資を抑えて初志貫徹。
直前にオッズは下がったものの、ダノンデサイルが3着に粘り、タバルとのワイド490円が的中、回収率は245%となりました。前残りでも差し決着でも対応できる守備的な買い方で、春のG1を気持ちよく締められました。
勝因:武豊騎手のペース配分
勝因は何と言っても武豊騎手のレースデザインです。コスモキュランダを行かせて2番手につけ、仕掛けを限界まで遅らせました。
本調子ならクロワデュノールが3〜4コーナーで早めにマクってくるはずが来ず、直線勝負に持ち込めた。2番手で折り合えたことで「逃げ一辺倒」の馬ではなくなったのが最大の収穫です。
武豊騎手は「胸を張ってフランスへ行ける」とコメント。2400mやアップダウンの課題はあれど、ロマンがあります。社台スタリオンステーション産でないのにG1馬を量産するゴールドシップは見事で、1800mのG1が欲しくなります。
クロワデュノールの敗因と今後
1番人気クロワデュノールは、パドックは悪くなかったものの、春のG1連戦と前走3200mの見えない疲労があったと見ます。本来は早めに動いて押し切る馬が、今回は直線勝負の遅い仕掛けに。
4コーナーで内の悪い馬場を通りバランスを崩す不利もありましたが、万全でも勝ち切れなかった気がします。秋の東京(天皇賞・秋やジャパンカップ)は向かないと思うので、次走は有馬記念あたりでしょうか。イクイノックスのように4歳秋の本格化にも期待しつつ、まずは無事に夏を越してほしいです。
ダノンデサイルとその他の評価
3着ダノンデサイルはスタートで後手を踏み、終始内を回らされる厳しい展開ながら、4コーナーで進路が開き、最後は鋭く伸びました。雨はマイナスのはずで、それでも3着に来るのは安定感の証です。
逃げたコスモキュランダは横山武史騎手が逃げを決めていたようで、自分の形に持ち込んだ時の強さを見せました。ミュージアムマイルは状態が今ひとつ。オッズが思ったほど上がらず、調教時計の悪さも数字に出ていました。秋に人気を落とすようなら再び狙いたいです。
ラップと馬場の見方
TARGETの補正タイムは「126」と高め。雨の日は高く出る傾向がありますが、立派な数字です。ラップは前半が過去10年で最も遅いほど緩み、12秒台のロングスパート戦に。息の入る展開は、タバルの最も得意とするところでした。なお「重馬場」は含む水分量のことで、「荒れた馬場」という意味ではありません。雨が降るまで馬場は荒らされておらず、「重だから勝った」と単純化するのは少し違うと思います。
今後の配信予定
今週からG1はお休みのため、レース展望もお休みです。私事で恐縮ですが、2週に1度遠方の病院へ通うことになり、夏競馬の間は水曜日の配信を不定期とさせてください。
月曜・金曜はこれまで通り、メインレースの予想と回顧を行います。動画を作れない分、Substackで新馬戦の気になった馬や新種牡馬(エフフォーリア産駒など)の分析をつぶやいていきますので、ぜひチェックを。それでは今回は以上です。また次回お会いしましょう。









