AIと選ぶ新馬戦スカウティング|6月デビューの評判馬5頭
6月から始まった2歳新馬戦。今回は通常のレース予想ではなく、いま話題のAI(Claude:Fable)を使い、ネット上で話題の評判馬5頭をピックアップした。
選定基準は、着差や上がり3ハロンなどのレース内容、陣営のコメント、世間の注目度、血統背景を総合評価し、複数のソースで裏取りしたものだ。
1. ジーティーサクラ(父キタサンブラック)
阪神芝1600mの新馬戦で上がり32秒4という驚異的な末脚を披露。1986年以降、阪神の2歳新馬戦では史上最速の記録だ。超スローペースを3番手から抜け出し、1馬身3/4差で快勝。直線の坂を越えても10.6秒、10.7秒とラップが衰えなかった。この瞬発力は阪神ジュベナイルフィリーズに直結する武器になる。ターゲットの補正タイムも103と優秀。
2. ジョドレルバンク(父エフフォーリア)
東京芝1800mのデビュー戦を単勝1.3倍の断然人気で快勝し、新種牡馬エフフォーリア産駒の初勝利を飾った。叔父にクロワデュノールがいる良血馬。終盤に11.5秒、11.0秒、11.3秒と長く速い脚を使えており、AIの判定は「ロングスパート型かつ瞬発力型」。補正タイムは105と非常に高く、東京スポーツ杯2歳ステークスへの参戦が楽しみだ。
3. フィリオソラーレ(父エピファネイア)
安田記念の週に行われる東京芝1600mの新馬戦は、グランアレグリアやサリオスを輩出した「伝説の登竜門」。木村哲也厩舎の期待馬で、追い切りではG1馬レガレイラと2週連続で併せて互角の動きを見せていた。レースでは上がり最速を記録し、補正タイム106は今回の5頭で最高値。「中盤の巡航力と終盤の伸びを両立した、最もバランスの良い馬」という評価だ。
4. デミアン(父フライトライン)
米国の最強馬フライトラインの初年度産駒(斎藤誠厩舎、鞍上はダミアン・レーン)。約2.5億円の高額馬が東京芝1400mで日本の芝への適性を見せ、JRA初勝利を挙げた。出遅れ気味の入りで全体時計は目立たないが、直線では上がり33秒6、ラスト11.0秒の鋭い加速。「軽い切れ味があるスピード馬」として次走の上積みに注目したい。
5. アンムート
福島芝1200mを終始余裕の手応えで5馬身差の圧勝。兄に毎日王冠勝ち馬がいる血統で、11.0秒〜11秒台後半のラップを崩さず走り切る「短距離巡航型」だ。BSI(基礎スピード指数)も69.3と悪くなく、スプリンターとしての資質は高い。
まとめと今後の展望
5頭をAIの視点で整理すると、総合力(完成度)はフィリオソラーレ、切れ味(最大値)はジーティーサクラ、持続力(将来の距離)はジョドレルバンク、スピード(短距離)はデミアンとアンムート、という評価になる。
このほか、モリアーナの妹ビスケットサンドなども次走の注目馬として名前が挙がった。
最後にひとつ。
トラブルのあったJRA-VANとターゲット(分析ソフト)がようやく復旧した。今週末の北九州記念は、人気が予想される3歳牝馬デアベローチェが補正タイム的にやや低く、過信は禁物と見ている。
今後も毎月、新馬戦のスカウティングレポートをまとめていく予定です。来年のクラシックに向けて、新馬戦から「強い組」を追いかけていきたいです。
次回もお楽しみに🐴









